制作事例
松井証券 テレビCM制作事例 2022年

“なるほど知るほど”で投資への心理的障壁をやわらげる。初心者層の資料請求数が180%増加
松井証券様のテレビCMを企画・制作。ネット証券の競争が激化する中、投資初心者層への心理的障壁を下げるため、女優・山本美月さんが複数キャラクターに扮し、投資の身近さ・楽しさをコミカルに表現。放映後、資料請求数は前年比180%、指名検索数も約2倍に増加しました。
導入背景
2022年当時、松井証券様は新NISA制度への関心拡大や若年層の資産形成ブームの追い風を受けつつも、「投資に興味はあるが、自分にはまだ早い」と感じるライト層へのアプローチに課題を抱えていました。特に、証券会社の広告が専門用語や硬い表現に偏りがちで、初心者にとっては“情報が届かない”状態になっていたのです。
また、「口座開設=いきなり取引開始」と誤解されるケースも多く、もっと気軽に学べる・調べられる導線を設計する必要がありました。そこで、投資を“わかる・知る・やってみる”という体験として自然に促すテレビCMの開発が求められ、企画力とクリエイティブ統合に強みを持つ弊社ユナイテッドスクエアにご依頼いただきました。
山本美月さんが6役を演じ分け、「投資っていろいろ」を楽しく見せるシリーズ型CM
本CMでは、俳優としての表現力と柔らかな雰囲気を併せ持つ山本美月さんを起用。「投資をはじめてみたいけれど、難しそう」というライト層の感情に寄り添うべく、山本さんが様々な“投資する人たち”に扮し、日常の中で投資を楽しむ姿を演じました。
具体的には、主婦・サラリーマン・フリーターなど、視聴者に近い立場の6役を一人で演じる構成とし、「それぞれの暮らしに投資がなじむこと」「松井証券のサポートがあれば安心して始められること」を、テンポよくコミカルな演出で表現。
ビジュアル面では、スマートフォンのUIを模したセットや、わかりやすい図解演出を用いて、サービスの利便性と初心者への優しさを視覚的に印象づけました。
あわせて、Web・SNS動画や検索連動広告でも同シリーズを展開。テレビCM単体ではなく、動画コミュニケーション全体を設計し、テレビからデジタルへ“体験導線”を繋げる形で運用しました。
シリーズ展開型CMで指名検索が2倍、資料請求数は前年比180%超え
CM放映後、松井証券の資料請求数は前年比180%に増加。特に20~40代の女性からの反響が大きく、SNSでは「山本美月さんの投資CMがわかりやすい」「自分も始めてみようかな」といったポジティブな反応が拡散され、指名検索数は放映前比で約2倍に上昇しました。
また、テレビCMと同時展開されたWeb動画のCTRも平均を大きく上回り、YouTube広告では平均視聴維持率78%という高い完視聴率を記録。資料請求ページの直帰率も低下し、コンバージョン率は約1.6倍に改善。
さらに、1本目のCMが好評だったことで、同シリーズの第二弾・第三弾制作が決定し、シリーズ型プロモーションとしてのブランド資産形成にも寄与。投資という“硬いテーマ”を、共感・親近感・楽しさで伝えきった好事例となりました。
松井証券様におけるテレビCM「なるほど知るほど松井証券<投資篇>」の制作事例をご紹介しました。ユナイテッドスクエアでは、金融サービスや無形商材においても、専門性と親しみやすさを両立したテレビCMを企画・制作しています。本事例では、女優・山本美月さんを起用し、投資初心者層にもわかりやすく、安心感をもってブランドメッセージを伝える構成を実現。CM放映後は資料請求数・指名検索数ともに大きく伸長し、認知・行動喚起の両面で成果をあげました。もし、金融・教育・BtoCサービスなどでブランドの信頼性向上や新規獲得に課題を感じている場合は、テレビCMを活用した統合施策をご検討ください。まずはお気軽にお問い合わせください。
ユナイテッドスクエアは、デジタル広告のようにテレビCMを分析。
クリエイティブとコンテンツの力で、ブランドの売上を倍増させます。